ベビーカーにドリンクホルダーをつけたいけど、「どこにつければいいの？」と悩んでいませんか？
実は、取り付ける場所によって使いやすさや安全性が大きく変わります。
この記事では、ベビーカーのタイプ別・ホルダーの種類別に、最適な取り付け位置と失敗しない選び方を徹底解説します。
これを読めば、あなたのベビーカーにぴったりのドリンクホルダー位置が見つかります！
ドリンクホルダーの取り付け位置で使いやすさが変わる！
ハンドル部分に取り付けるメリット・デメリット
ベビーカーのドリンクホルダーを取り付ける場所で、最も人気なのが「ハンドル部分」です。ハンドルにつけると、ママやパパが手を伸ばすだけで飲み物を取れるのでとても便利です。お散歩中に少しのどが渇いたときでも、立ち止まらずにサッと飲めるのが魅力ですね。
しかし、メリットばかりではありません。ハンドルに取り付けると、ベビーカーのバランスが変わることがあります。特にペットボトルやタンブラーなど重いものを入れると、ベビーカーが後ろに倒れやすくなることも。軽量タイプのB型ベビーカーやバギーでは特に注意が必要です。
また、ハンドルの形状によっては取り付けにくい場合もあります。グリップ部分が太かったり、角度がついていたりすると、しっかり固定できないこともあるので、滑り止め付きのホルダーを選ぶと安心です。ハンドル取り付けタイプは「すぐ取り出したい人」に向いていますが、「安定性を重視する人」は他の位置も検討してみましょう。
サイドフレーム（横）につけるときの注意点
ベビーカーの左右にある「サイドフレーム」部分もドリンクホルダーを取り付ける人気の位置です。横につけると、ハンドルがスッキリして見た目がスマートになるほか、ベビーカーを押すときに邪魔にならないというメリットがあります。
ただし、サイドにつけると、赤ちゃんの腕や足がホルダーに当たってしまうことがあります。特に、動きが活発になってきた月齢では、赤ちゃんがドリンクに手を伸ばして倒してしまう危険も。安全のためには、赤ちゃんの手が届かない少し下の位置につけるのがポイントです。
また、サイドに取り付ける場合は、走行時の振動でホルダーが回転してしまうことがあります。取り付ける前に、角度調整機能や滑り止めゴムがあるタイプを選ぶと安心です。サイドフレームにつける位置は、デザインと実用性のバランスが取れたおすすめの場所です。
前方（赤ちゃん近く）につける場合の安全性
赤ちゃんの手元近くにドリンクホルダーをつけると、ミルクやお茶など赤ちゃん用の飲み物をすぐに取り出せるという便利さがあります。特に長時間のお出かけでは、赤ちゃんの水分補給がしやすくなるので助かりますね。
ただし、この位置には注意点も多いです。まず、赤ちゃんが自分で飲み物を取ろうとして、ドリンクを倒してしまう可能性があります。また、走行中にカップが揺れてこぼれることもあるため、密閉性の高いストローマグやスパウトマグを使うのが基本です。
さらに、前方に重いものをつけるとベビーカーの操作性が悪くなることも。前輪が浮きやすくなり、段差で引っかかることがあるので、軽めの飲み物を入れるようにしましょう。前方取り付けは「赤ちゃん用の軽いドリンク限定」で活用すると安全です。
取り付け位置によるバランスの変化
ベビーカーはもともと重心のバランスが大切な構造になっています。そのため、ドリンクホルダーをどこに取り付けるかで押しやすさが大きく変わります。
例えば、後方のハンドル部分に重い飲み物を置くと、後ろ重心になって倒れやすくなります。一方で、前方に重みがかかりすぎると、ハンドルを押す力が必要になり、操作が重く感じることもあります。
バランスよく使いたいなら、ドリンクホルダーは「中央に近い位置」に取り付けるのが理想です。ハンドルの中央寄りやフレームの真ん中あたりなら、どちらに偏ることも少なく安定します。ドリンクの重さやベビーカーのタイプに合わせて、取り付け位置を微調整することが大切です。
取り付け方を間違えると起こるトラブル例
間違った位置や方法でドリンクホルダーを取り付けると、思わぬトラブルにつながります。例えば、固定が甘いと走行中にホルダーが回って中身がこぼれることがあります。さらに、赤ちゃんに熱い飲み物がかかってしまうと危険です。
また、ホルダーがベビーカーの折りたたみ部分にかかっていると、収納のたびに邪魔になり破損することも。ホルダーをつけたまま折りたたむと、パーツが挟まって壊れるケースも多いです。
トラブルを防ぐには、取り付け前に「可動部分」「折りたたみライン」「赤ちゃんの動線」をチェックしましょう。初めて取り付けるときは、実際にベビーカーを押したり、たたんだりして確認することがポイントです。
ベビーカーの種類別おすすめ取り付け位置
A型ベビーカーに合う位置
A型ベビーカーは新生児から使えるタイプで、リクライニングや日よけなど機能が多く、全体的に大きめの構造です。このタイプは安定性が高いので、ハンドル部分にドリンクホルダーをつけても比較的安全です。
特におすすめなのは、ハンドルの中央よりやや外側につける位置。押すときに手が当たらず、ベビーカーをたたむときにも邪魔になりません。また、A型はサイドフレームも太くしっかりしているので、フレームに取り付けるのもOKです。
ただし、A型はリクライニングを倒すときに後方が動くため、ハンドル付近の取り付け角度に注意。折りたたむ前にホルダーを一度外す習慣をつけておくと長持ちします。
B型ベビーカーに合う位置
B型ベビーカーは軽量でコンパクトなものが多く、持ち運びやすいのが魅力です。しかしその反面、重さのバランスには注意が必要です。ハンドル部分に重い飲み物を入れると、後ろに倒れやすくなることがあります。
そのため、B型では「サイドフレームの下側」につけるのがおすすめです。重心が下がることで安定しやすく、走行中も倒れにくくなります。特にドリンクが500mlペットボトルのように重い場合は、できるだけ下の位置を意識しましょう。
また、B型ベビーカーは折りたたみやすさがポイントなので、折りたたみ部分にホルダーがかからない位置に設置するのがコツです。取り外しが簡単なクリップ式タイプを選ぶと便利ですよ。
バギータイプ（軽量ベビーカー）の場合
バギータイプのベビーカーは、軽量で持ち運びやすい反面、重さのバランスが非常にシビアです。少しの重みで後方に倒れてしまうこともあるため、ドリンクホルダーの位置は慎重に選ぶ必要があります。
バギーでは「フレームの中央部」か「背面シートの側面」あたりにつけるのがベスト。なるべく車輪の近くに重さを分散させることで安定感が増します。
また、軽量タイプには布製のドリンクホルダーもおすすめです。軽くて柔らかいため、衝撃で壊れる心配もなく、取り外しも簡単です。折りたたむときに外す手間も少ないので、シンプルなバギーにぴったりです。
海外製ベビーカー（バガブーやサイベックスなど）の場合
海外ブランドのベビーカーはフレームが太く、独特な形状をしていることが多いです。そのため、一般的なドリンクホルダーが合わない場合があります。
この場合は、専用アダプター付きのドリンクホルダーを使うのがベスト。バガブーやサイベックスなどは純正アクセサリーが販売されており、見た目も統一感があります。
もし社外品を使うなら、クランプ部分が360度回転するタイプを選ぶと便利です。角度を調整しても外れにくく、フレームの太さにも対応できます。海外製ベビーカーはデザイン性も高いため、ブラックやグレーなどシンプルなホルダーを選ぶと見た目もスマートです。
2人乗りベビーカーでの工夫ポイント
2人乗りベビーカーでは、荷物も多くなるのでドリンクホルダーの位置選びが重要です。特に後方にドリンクをつけすぎると、重さで転倒するリスクが高まります。
おすすめの取り付け位置は「ハンドル中央部」または「サイドの後輪近く」。中央ならどちらの子どもにも手が届かず安全で、後輪付近なら重心が低く安定します。
さらに便利なのが「2連ホルダー」タイプ。親用と子ども用を分けて設置できるので、取り違え防止にもなります。2人乗りベビーカーでは、見た目よりもバランス重視で取り付けましょう。
ドリンクホルダーのタイプ別に見るおすすめの使い方
固定式ドリンクホルダーの特徴と使い方
固定式のドリンクホルダーは、しっかりとした作りで安定感があります。ペットボトルやマグカップを差し込むだけなので、取り外しの手間も少なく使いやすいタイプです。
ただし、折りたたむときに邪魔になりやすいため、固定位置をよく考える必要があります。ハンドル中央部よりやや外側につけると、操作の妨げになりません。
また、固定式は振動にも強く、段差の多い道でも飲み物が倒れにくいのが特徴。お散歩中にママやパパが飲むコーヒーなどに向いています。見た目がすっきりしているため、デザイン重視の人にもおすすめです。
360度回転タイプの便利さ
最近人気が高まっているのが「360度回転タイプ」のドリンクホルダーです。どんな角度のフレームにも対応できるので、取り付け場所の自由度が高いのが魅力です。
特に海外製ベビーカーや、角度のあるハンドルでもしっかり固定できるのがメリット。走行中の振動で傾いても、ホルダー部分が自動で水平を保つ構造のものもあります。
ただし、安価なものだと回転部分が緩みやすくなるため、購入時にはレビューをチェックしましょう。360度タイプは「どこにつけるか迷っている人」や「複数のベビーカーで使いたい人」に最適です。
折りたたみ式タイプのメリット
折りたたみ式ドリンクホルダーは、使わないときにたためるのが大きな魅力です。ベビーカーを車に積むときや、狭い場所に置くときも邪魔になりません。
プラスチック製やナイロン製など種類も豊富で、軽くて丈夫なものが多いです。コンパクトに収納できるので、旅行や外出が多い家庭にもおすすめです。
ただし、折りたたみタイプは固定力が弱いものもあるため、重いタンブラーや金属ボトルを入れると落ちることも。軽めのペットボトルや紙コップ用として使うと安心です。
ペットボトル専用 vs マグカップ対応タイプの違い
ドリンクホルダーには「ペットボトル専用タイプ」と「マグカップ対応タイプ」があります。ペットボトル専用は深めの設計で安定しやすく、落ちにくいのが特徴。一方で、マグカップ対応タイプは浅めで取り出しやすく、保温マグなども使えます。
お出かけ中にペットボトルを飲む機会が多い人は、深めのタイプが便利。コーヒーなどを持ち歩きたい人には、取っ手付きカップ対応のタイプが向いています。
両方対応できる「伸縮型」や「調整式」もあるので、家族の使い方に合わせて選ぶと失敗がありません。
保冷・保温機能付きタイプのおすすめシーン
夏場や冬場に便利なのが、保冷・保温機能付きドリンクホルダーです。内側がアルミ素材でできているものが多く、飲み物の温度を長時間キープできます。
特に赤ちゃん用の麦茶やミルクを持ち歩くときに重宝します。外出中に温度が変わりすぎると味が変わったり、衛生面が心配になることもありますが、保温機能があれば安心です。
ただし、保冷タイプは厚みがあるため、取り付けスペースを確認してから購入しましょう。季節やお出かけスタイルに合わせて使い分けるのがコツです。
取り付け時に気をつけたい安全ポイント
赤ちゃんにぶつからない高さの選び方
ドリンクホルダーをつけるときに最も大事なのは「赤ちゃんの安全」です。赤ちゃんの手や足が届かない高さに取り付けましょう。特に、前方やサイドにつけるときは要注意です。
目安としては、赤ちゃんの肩より少し上の位置。ベビーカーのフレームやハンドル付近が安全です。また、ホルダーの角が丸いものを選ぶと、万が一ぶつかっても安心です。
ドリンクの重みでベビーカーが傾く危険性
飲み物は意外と重く、500mlペットボトルでも約0.5kgあります。ハンドルに2本つけるだけで1kg近い重さになり、後ろ重心になってしまうことも。
特に軽量タイプのベビーカーは、少しの重みでもバランスが崩れるため、ドリンクは1本までが目安です。バッグなどと合わせて総重量を意識しましょう。
熱い飲み物を入れるときの注意
お散歩中にコーヒーや紅茶を飲みたいときもありますが、熱い飲み物を入れる場合は要注意です。走行中に揺れてこぼれると、赤ちゃんにかかってしまう危険があります。
特に、ベビーカーのハンドル近くや前方に取り付けた場合、万が一こぼれると被害が大きくなります。熱い飲み物を持ち歩くときは、ふた付きタンブラーを使用すること、そして赤ちゃんの体から離れた位置につけることが大切です。
走行中のドリンク落下を防ぐコツ
段差や傾斜のある道では、ドリンクホルダーからペットボトルが飛び出すことがあります。落下を防ぐには、ドリンクのサイズとホルダーの口径をしっかり合わせることがポイントです。
また、滑り止め付きのホルダーやゴムバンド付きのタイプを選ぶと、走行中でも安定します。走る前にボトルがしっかり固定されているか確認する習慣をつけましょう。
安全性を保つための定期的なチェック方法
長く使っていると、ホルダーの取り付け部分がゆるんだり、プラスチック部分が劣化してヒビが入ったりします。定期的に取り付け箇所を触って、ぐらつきやすい部分がないか確認することが大切です。
また、夏場は金属部分が熱くなることもあるため、触れる位置にある場合は注意しましょう。1〜2か月に一度の点検を習慣にすれば、安心して使い続けられます。
もっと便利に！ベビーカーでのドリンク収納アイデア
ドリンクホルダー以外の収納方法
ドリンクホルダーが使いにくい場合は、ベビーカー用の「収納ポケット」や「マルチトレー」を活用するのもおすすめです。背面ポケット付きのタイプなら、ドリンクだけでなく小物もまとめて収納できます。
また、ボトルホルダー付きのバッグをハンドルにかける方法も便利。ドリンク以外の荷物と一緒に整理できるので、外出時の荷物がスッキリします。
親子それぞれのドリンクを分けて持つ工夫
赤ちゃんとママ・パパで飲み物を分けて持つのは衛生面でも大切です。ホルダーを2つ使う場合は、左右で分けたり、親はハンドル・子どもは前方に設置するなど位置を工夫しましょう。
特に夏は麦茶や水を共有すると雑菌が繁殖しやすくなるため、それぞれ専用のボトルを用意しておくのがおすすめです。
100均アイテムで代用する裏ワザ
実は、ドリンクホルダーは100均アイテムでも代用できます。たとえば、自転車用ボトルホルダーや、クリップ式のカップホルダーをベビーカーに取り付けると意外と便利です。
また、ベルト付きのペットボトルホルダーをフレームに結ぶだけでもOK。コスパ重視で試したい人にぴったりの方法です。
アウトドアやお出かけ時に役立つプラスαアイテム
ピクニックやテーマパークなど長時間外出するときは、保冷バッグ付きのホルダーや、傘ホルダー一体型のアクセサリーも便利です。
また、ドリンクだけでなくお菓子やタオルも入る「多機能タイプ」も登場しています。家族で共有できる収納スペースとして活用すれば、さらに快適にお出かけできます。
おしゃれに見える取り付けテクニック
最近では、見た目にもこだわったママ・パパが増えています。黒やグレーのホルダーで統一したり、革風のストラップ付きタイプを選ぶと、ぐっとおしゃれに見えます。
また、ホルダーを左右対称につけたり、色をアクセントにしたりすることで、ベビーカー全体の雰囲気もアップ。実用性だけでなく、デザインにもこだわるとお出かけが楽しくなりますね。
まとめ
ベビーカーのドリンクホルダーは、ちょっとした工夫で使いやすさも安全性も大きく変わります。
ハンドルに付けるなら手軽で便利、サイドや下部に付けるなら安定性が高く、赤ちゃんに優しい配置になります。ベビーカーのタイプやドリンクの重さに合わせて、最適な位置を選ぶことが大切です。
さらに、ドリンクホルダーの種類（固定式・折りたたみ式・保冷タイプなど）をうまく使い分ければ、どんなお出かけも快適に。安全面のチェックも忘れずに行い、ママ・パパ・赤ちゃんが安心してお散歩できる環境を整えましょう。
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